基地周辺の水質調査:沖縄県実施
泡消火剤漏出事故を受けて県は基地周辺の水質調査を行いました。その結果は以下のとおりでした。事故が起こった直後の4月11日の調査では基地近くの湧水が、事故1ヵ月の5月14日の調査では港の海水で目標値を超過していました。その後、どちら地点も目標値以内の数値になっています。そのため、今後は国が実施する河川等のモニタリング結果を踏まえ追加調査等の必要な対策を検討していくとしています。
基地周辺の水質調査:宜野湾市実施
宜野湾市では、過去記事で紹介した調査の他に湧水を活用している小学校のビオトープの調査を行っています。調査は大謝名小学校およびはごろも小学校で4月16日および5月15日の2回行われ、調査結果は以下のとおりでした。大謝名小学校は5月に目標値以下になったため、ビオトープの全面清掃が行われ湧水の供給再開と立入防止策の撤去が行われました。はごろも小学校は5月の調査でも目標値を超過していたことから湧水の供給停止および立入防止策を継続し、PFOS等の学校敷地内への流入防止対策が実施されています。