バイオレメディエーション

コンセプト  

原位置バイオスティミュレーションの活用 

バイオレメディエーションの適用イメージ自然の浄化能力を最大限に引き出すための材料、装置、エンジニアリング手法のトータル・ソリューションをご提供します。バイオレメディエーションの活用法には、バイオオーギュメンテーション(分解菌を外部で培養し利用)とバイオスティミュレーション(地中の分解菌を活性化)に大きく分かれます。また、汚染部を掘削せずに地中で分解させる原位置浄化法、掘削して盛土を攪拌しながら浄化するランドファーミング、整地した状態で行うランドパイルなどいろいろな活用方法があります。 
 私たちが推奨するのは、原位置でのバイオスティミュレーションです。在来菌を活性化する独自の栄養剤を点滴方式で少しずつ汚染部分へ注入します。そして、地下水循環法で汚染部分に充填し、いわゆる自然のバイオリアクターを最適化します。システム工学的設計手法により不確実性の高い地中での原位置浄化を達成します。操業中の工場や狭いスペースなど幅広く活用できます。

複雑な現象をモデリングする

バイオレメディエーションのシステム解析 土壌・地下水環境のような自然媒体において化学物資の流出・拡散のメカニズム、さらには原位置での生物学浄化のシステムを物理・生化学的に把握することは困難です。しかし、そのような複雑で不確実なシステムであっても、そのシステムの入力と出力の関係よりモデリングを行うことが可能です。原位置浄化システムの場合、現場の蓄積データを技術者の経験ノウハウをもって解析し、栄養剤の調整・プラントの調整などを逐次行うことで、最適な自然バイオリアクターが構築できます。  

ソフトレメディエーション・コンセプト

バイオレメディエーションからソフトレメディエーションへ ソフトレメディエーションとは、わが社が提唱する低コスト・低環境負荷型の環境浄化の概念です。
 土壌の掘削処分や地下水の揚水処理など外科手術的な対策手法をハードレメディエーションとすれば、自然の浄化作用を活かして地盤中で有害物質を無害化する原位置浄化手法のような内科治療的な対策手法は、ソフトレメディエーションといえます。
 表層付近の土壌対策においては、数量化しやすいため、使用する重機や処理量もより明確な設計が出来ますが、地下深い土壌汚染の場合、必ずしも明瞭な数量化はできない事もあります。その際、不確実性を加味した原位置浄化の導入が必要となります。まずは、使用機材のスペック=ハードウェアを重視した設計だけでなく、経験工学的なノウハウ=ソフトウェアを重視した設計が重要です。また、数量化しにくい部分を多分に含む原位置浄化においては、バイオレメディエーションの情報化施工というようなエンジニアリング・ノウハウが解決の鍵となります。
 原位置浄化を行うにあたっても、化学分解を促進する薬剤や生物分解を促進する天然有機物を地盤に注入することは少なからずリスクがあります。地盤中の有害物質を除去するために最低限のリスクで原位置浄化するという思想が、環境にやさしい手法を選ぶということにつながります。
 バイオレメディエーションの場合、土着菌を活性化するということと、最小限の栄養剤を注入するということが最も低環境負荷に繋がります。環境リスクのトレードオフを包括的に捉え、原位置浄化および自然の浄化作用の積極的な活用を唱えた「ソフトレメディエーション・コンセプト」をぜひご活用ください。

土壌汚染対策の事業案内

提携機関

環境リスク支援センターサイト